【ワンピース考察】元海軍大将・青キジ(クザン)の現在とヒエヒエの実の能力解説!黒ひげ海賊団に入った目的は?

以前より、海軍のキャラクターについてその強さをまとめてきましたが、今回は「青雉(クザン)」についてです。

オハラからニコ・ロビンを逃した人物で、麦わらの一味を1人で制圧するなど、圧倒的な戦闘力を持っていますが、現在は赤犬(サカズキ)との決闘に敗れ、海軍を去っています

今回はそんな青雉について、現在や能力について調べてみました!

目次

青雉(クザン)とは?現在は?

ぷに助
 つかみどころのない人だよね。 
ぱちぇこ
 結局、ロビンは生かされたね。 

 

海軍の元大将です。海軍時代は青雉とよばれ、黄猿(ボルサリーノ)・赤犬(サカズキ)とともに三大将とよばれていました

自然系(ロギア)悪魔の実の「ヒエヒエの実」の能力者です。

現在は、だらけた態度が目立つ青雉でしたが、以前は割とはきはきした態度で職務に当たっていたようです。

22年前のオハラに対するバスターコールが実行された事件で、正義とはなにかを考えるようになったようです。そのオハラの事件では、幼少期のニコ・ロビンの逃走を手助けするなど、任務遂行のために一般人までも始末した赤犬(サカズキ)とは正反対ともいえる志向性をもっています。

マリンフォード頂上決戦後では、その赤犬と海軍元帥の座をかけて決闘をしましたが、敗北し、左足を失い、海軍を去ることとなりました

ドレスローザ編以降から現在においては、黒ひげ海賊団と関係を持っているかの様子が描かれています。

個人的に青雉で印象深いのはニコ・ロビンとの関係でしょう。親友かつ同僚であったハグワール・D・サウロの意思を継ぎ、ロビンを見守ってきました。

そのため、ニコ・ロビンについて、さらにはその故郷であるオハラ自体にについて興味がでてきても不思議ではありません。青雉はサウロからニコ・ロビンを見守る役を引き継ぐとともに、結果的にオハラについても彼等の意志をなんらかの形で継いでいるのではないでしょうか

海軍でオハラに対する作戦の実行者であったからこそ、サウロの親友だからこそ、ロビンを見守っていたからこそ、青雉だけが知るオハラに関する情報があったとしても、なんらおかしくはありません。

ヒエヒエの実の能力とは?

ぷに助
 なかなか無敵の能力だよね。 
ぱちぇこ
 赤犬には負けちゃったけど…。 

自分や周囲を凍らせることができる「氷結人間」です。

人や物を一瞬で凍らせることができます。また、凍らせたものを砕くことで強い殺傷能力を持ちます

海面をも凍らせることができますので、悪魔の実の能力者でありながら、海水にも強いです。

相手を凍らせるほかには、氷で武器を作り出し、それらを飛び道具として遠距離攻撃することも可能です。また、砕けた体の破片を結合することで再生が可能です

さらには、白ひげの攻撃により串刺しにされましたが、武装色をまとった攻撃にも関わらず、攻撃を無効化しているかのような描写もありました。

おそらく高度な見聞色による策がなされているとされていますが、現在はその方法について、明確にはなっていません。

ヒエヒエの実の能力については、2つの大きな疑問が残ります。

1.なぜ赤犬との決闘で片足を失ったのか?

赤犬との元帥の座をかけた戦いで、青雉は片足を失っています。

しかし、青雉はヒエヒエの実による再生能力を持っていますし、武装色をまとった攻撃を無効化するなんらかの策を持ち合わせているはずです。

そもそも、武装色の無効化は、赤犬も持ち合わせていますから、互いを攻撃しあったとしても決着がつきにくいような…。(だからこそ、10日間にも決闘が及んだとも考えられますが)

決闘後、赤犬は顔に大きな傷を、青雉は片足を失っていますから、この決闘で「武装色をまとった攻撃を無効化する策」をさらに上回る攻撃が互いになされたことは間違いないようです。

そして、青雉の再生能力は、自身の砕けた破片(氷)が必要となりますから、それらをマグマグの実で蒸発させられるなどして、結果、片足の再生ができず、失ってしまったと考えられます。

武装色をまとった攻撃を無効化する策、をさらに上回る攻撃」というのが、今後の対赤犬戦などで重要となってきそうですね。

2.サウロを凍結したのは生かすためなのか?

親友であるサウロを、海軍へ謀反を起こしたとして凍結状態にした青雉ですが、氷結状態にしたのちに砕くとまではしていません。氷結し、砕くことでその命を奪うことになりますから、サウロは「死んでいる」とはいいきれません。実際に、青雉によって凍結されたルフィ・ロビンなどは、その後凍結を溶かれ、元に戻っています。

また、インベルタウン編では、凍結された囚人をみて、「死んだか…未来へ冷凍保存されたか…」と他の囚人が語るシーンがあります。これは、サウロの今の状態を語る"伏線"であるかのようにも感じます。

さらには、青雉がルフィを凍らせた能力は「アイス・タイム」ですが、サウロへ使用したのは「アイス・タイム・カプセル」でした。この「タイム・カプセル」という言葉も気になるところです。

個人的には、サウロの「正義」が正しかったのか、ロビンの行動により判断し、それが正しかった時のために、サウロを生かしているのではないかと考えています

黒ひげ海賊団に入った目的は?

ぷに助
 黒ひげとつながっているって… 
ぱちぇこ
 意外だよね。 

ドレスローザ編での黒ひげ海賊団バージェスが発した「青キジなんざ信用できねェ」という発言や、五老星の「クザンが黒ひげに加担しているとは!」といった発言から、青雉がなんらかの形で黒ひげサイドで行動をしていることがうかがえます。

黒ひげ海賊団に入ったか、それともルフィとローのように「同盟関係」にあるのかはわかりませんが、なんらかの「共通の目的」ないしは「利害関係の一致」があるのは間違いないでしょう。

唯一その事情をある程度打ち明けられたであろうスモーカーは「なら、いい」と納得をしている様子だったので、これまでの青雉が信念や正義の定義をガラっと変えたとは考えにくいです。海軍のスモーカーが納得できるような理由がそこにあるのでしょう。

黒ひげはかなり狡猾で、さらには悪魔の実をはじめとする知識もかなり豊富です。さらにはDの一族でもありますから、オハラの追い求めていた「空白の100年」についてもなにか知っているとしてもおかしくありません。

海軍、そして五老星、さらには赤犬に対して抱いた不信感から、オハラ、そして空白の百年について調べているうちに、青雉は「黒ひげ」という存在に行きついたのではないでしょうか。

そして、海軍大将であったからこそ知りえた「海軍や五老星に関する情報」と、黒ひげが持つ「空白の百年」の情報をそれぞれ交換するうちに、共通の目的ができ、同盟関係になった可能性も高いと思われます。

個人的には、「海軍」を自分たちの都合だけで牛耳る「天竜人・五老星」を潰したいという青雉と、「世界征服」のために邪魔な「天竜人・五老星・海軍」を潰したい黒ひげがいずれ、共闘するのではないかと考えています。

そして、それぞれの思惑が異なっていますから、目的達成後には青雉VS黒ひげという構図にもなりえるでしょう。

まとめ

現在は、海軍を抜けて黒ひげと繋がっている青雉ですが、なんらかの考えがあるのは間違いないようです。

個人的には、サウロやオハラがその大きな要因となっているように感じます。

黒ひげは、革命軍なども襲っており、全方位に対して侵略をしているようにも思えますが、いまだに「天竜人」については行動を起こしていません。

青雉も海軍に疑念を抱くきっかけを作っている「天竜人・五老星」の存在に異議をもっているはずですから、この2人が天竜人に対してアクションを起こすのではないでしょうか。

今後の展開が楽しみですね。

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