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2019年11月14日の週刊少年チャンピオン2019年50号にて、板垣巴留先生による「BEASTARS」 第153話が掲載されました。
本記事ではBEASTARS | 最新話【153話】の「負け犬の遠吠えよ、よきしらべ」の最新話のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります！
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BEASTARS 153話「負け犬の遠吠えよ、よきしらべ」のネタバレあらすじ
俺たち、友達だろ？
満月がキレイに闇夜を照らす頃、学内のトイレにて二人仲良く連れションをするジャックとレゴシ。
良いにおいがするね、近くでディープナイトがやってるのかなぁと楽しくレゴシと話しているジャックだが、その言葉とは裏腹にまったく揺れないジャックの尻尾が全てを物語っている様だ。
そんな『普段とは違う様子』をレゴシに心配されたジャックは『なんでいつもレゴシにはバレちゃうのかなぁ』と思いつつ、特進クラスの授業で疲れているのかもとレゴシに話し出す。
特進クラスーーー、そこは学年トップの5匹しか入れないクラスなのですが、なんとその5匹の生徒全員が犬だというのです。
しかし、自分たちイヌは知能が発達するように作られた唯一の種族なのだから、ジャックからしてみれば、それは当然の話なのだという。
そして特進クラスでは学園の教師すら教えられないような事を教わっており、特進クラス用の教材をモニターに移しながら気が滅入るようなこの獣社会の本当の仕組みを教わっているのだと言う。
しかし、そんな気が滅入るような悲惨な歴史を知らされても、みな授業が終わればあっさりと笑顔で挨拶を交わす。
そんな自分たちの事を『まるで与えられた仕事だけこなすロボット』と呼称し、だからイヌは便利な種族なのだと、悲しそうにレゴシに話すジャック。
そして、こんなにも辛いのに僕が何も憎めないのは・・・、泣いて逃げ出せないのはなんで？と自問自答を始め『イヌは負の感情を抱かないように作られているからだ』というジャック
だから・・・
そんな自分に・・・イヌという種族に嫌気がさしたジャックは、最近 強制的に涙を流すようにしているとして、ポケットの中から突然タマネギと包丁を取り出し始めます。
え！？タマネギ！？笑
俺もタマネギはダメなんだと、尻込みするレゴシをよそにタマネギを切り始め強引に泣き出すジャック。
「泣かなきゃやってられないよラブラドールなんて！！」
このままだといつかイヌが獣社会を独裁する世界が始まっちゃう！！
合理的だと教えられれば平常心で殺戮だってしちゃえるような種族だぞ！！イヌは恐ろしいんだ！僕だってそうだ！！
近くにいたレゴシも涙を流しながらそんなジャックに対し、ありのままの気持ちを伝えだす。
『イヌの独裁』と聞いて、自分はイヌに対してそんなイメージを抱いたことがないと言い。ジャックが誰の事も憎めないのは『イヌだからじゃなくてジャックだからだよ』と懸命に弱を説得するレゴシでしたが、ジャックはその言葉に思わずヒートアップしてしまう。
「なんでそんなこと言うの！！」
「なんでわかるのそんなこと！！」
すると、レゴシはそんなジャックの手を強引に掴むと、ジャックの目を見てハッキリとこう口にしたのである
「一緒に大きくなったからだよ」
そして、ようやく落ち着きを取り戻す・・・のですが『一緒』という言葉にやけに反応するジャック。
ラブラドールの反抗期
『自分は決してレゴシと一緒なんかじゃない』。そう心の中で思うジャック
自分を置いて 大きくなりすぎたレゴシ。君はその大きくなりすぎた身体と強くなりすぎた心で自由に振舞っているじゃないか。
僕はいつもレゴシを見て思い知らされていたんだ。オオカミとイヌは近いようで遠いということを・・。
ご先祖は、こんなにも強くなられた・・・・
※犬はオオカミの直系の子孫だと言われている(諸説あり)
レゴシを見てそんなことを思っていたジャックは、レゴシから「ね・・・元気だしてよ。やっぱりジャックには・・・笑ってて欲しいからさ」と言われた瞬間、なんだかカチンと来てしまい、半分に切ったタマネギを衝動的にパクッと口にしてしまいます。
それを見て、大慌てで取り押さえてくるレゴシに対し『いいイヌだったら何でもいうこと聞くと思っているでしょ！ラブラドールにだって反抗期はあるよ！』と暴れるジャック。
しかし、レゴシは「命に関わるときになに言ってんだ！！」と目の色を変えて、ジャックの口に無理やり指を突っ込みます！
レゴシの長い指が思いっきり喉まで挿入されて、見るからに辛そうなジャックですが、まぁ・・・自業自得ということで笑
ハイイロオオカミの遠吠えと共に、月灯りに照らされて
ジャックが初めて本音をぶつけてくれたから自分も聴いて貰おうかなと、そっと自分の口に人差し指を近づけて、窓の外へ顔を向けたレゴシは、満月が煌めく夜空へ向けて遠吠えを始めるのでした。
それは、ジャックにとって初めて聞いたレゴシの遠吠え。
世界一かっこいい僕のご先祖・・・あなたならなんて言うだろう・・・
そして・・・ジャックは自分が特進クラスで何を学んでいるのか、その全てをレゴシに話し始めるのでしたーーーー。
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BEASTARS 153話「負け犬の遠吠えよ、よきしらべ」の感想
前回の終わりで意味深に イヌにとっては劇薬であるタマネギの袋を見つめていたジャックの謎がようやく解けましたね
心労のあまり死を考えているのかと思いましたが、まさか『強制的に泣くため』だったとは、これは予想外でした笑
レゴシにとっては、ジャックが必要で。
ジャックにとってはレゴシが必要で。
月夜に響く・・・確かな友情がここにある！！
まとめ
以上、BEASTARS | 最新話【153話】の「負け犬の遠吠えよ、よきしらべ」のネタバレ・感想を紹介しました。
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