キャプテン・クロ(クラハドール)やギンなど初期の強敵キャラの再登場しない理由は【ワンピース考察】

今回は、「キャプテン・クロ(クラハドール)」や「ギン」など、初期の強敵キャラについてです。

初期に登場したことで、多くの読者の印象に残っているクロとギンですが、なぜ本編に再登場しないのでしょうか。

扉絵連載や本編で多くのキャラクターが再登場しているなか、どうして彼等が再登場しないのか、理由を考えてみました。

目次

キャプテン・クロ(クラハドール)とは?

ぷに助
 わ~!!!いたいた!! 
ぱちぇこ
 執事キャラだからか人気も高かったよね? 

 

クロネコ海賊団 船長で、クラハドールを名乗り、カヤの家の執事として潜入していました。

ウソップが麦わらの一味となるきっかけとなった海賊です。

懸賞金額は1600万ベリーです

海軍や賞金稼ぎに追われる日々に嫌気がさし、とある計画をたてます。それは、資産家で家族をもたないカヤの家で働き、執事として信頼を得たうえで、仲間の海賊にカヤを襲わせ、財産を相続しようというものでした。

しかし、その計画を知られたウソップ、そしてルフィによりその計画は失敗に終わります。

尚、部下であったジャンゴは扉絵連載でフルボディ元大佐とダンスで友情をはぐくみ、結果的に海軍としてフルボディとともにヒナの元で働いています。

クロについて、かなり印象的なキャラクターにも関わらず、再登場する気配がないのは、やはり「新世界に入り億越えの懸賞金があたりまえとなってしまっているから」ではないでしょうか。

再登場している敵キャラクターといえば「バロックワークス」のメンバーらが挙げられます。インペルダウン編でルフィはサー・クロコダイルなどとともに脱獄を図りましたが、Mr.3(ギャルディーノ)でさえ、懸賞金額は2400万ベリーと、クロの倍近い金額です。

しかし、悪魔の実の能力を保有せず、覇気もないながら100mを4秒台で走り、六式の「剃(ソル)」に匹敵する力をもつというのは実はすごいことではないでしょうか。

また、カヤの村を追われたものの、海軍に連行されていないことも気になります。

個人的にはクロが再登場するのであれば、以下のようなケースなのではないかと考えています。

  • 悪魔の実の能力を保有している
  • 海軍入りしている
  • CP0入りしている

まず、再登場するには悪魔の実の能力を保有しているなど、大きな変化が必須となるでしょう。ありえるとすれば、クロの元々の身体能力の高さから、動物系(ゾオン)悪魔の実で、スピードに特徴のある動物なのではないでしょうか。

海軍入り・CP0入りしていることについても、自身を含めた海賊を「薄汚い」などと蔑むセリフを多くはいていますから、なんらおかしくはありません。特に六式と相性が良さそうなので、CP0については結構ありえる説だと思います。

考えられるとするならば以下のような展開ではないでしょうか。

  1. 悪魔の実の能力者となる
  2. その実力が海軍もしくはCP0の耳にはいる
  3. 王下七武海ほどの実力はないもののスカウトされる

今や王下七武海のバギーも、初登場時は懸賞金額が1500万ベリーと、クロより低い額でしたから、懸賞金額が低いからといって再登場できないというわけではないようです。

ギンとは?

ぷに助
 確かに…! 
ぱちぇこ
 一番再登場しそうなキャラなのに! 

 

首領・クリークが率いるクリーク海賊団 戦闘総隊長です。

懸賞金額は1200万ベリーです

海上レストランバラティエで登場し、サンジが麦わらの一味入りしたきっかけとなった海賊です。

クリーク海賊団は偉大なる航路(グランドライン)で航海をしていましたが、わずか7日目でジュラキュール・ミホークによって壊滅状態にされ、バラティエ近くの海に逃げてきました。

そんななか、餓死寸前となってしまったギンはバラティエを発見し、サンジに食事を提供されます

ギンはおなじく餓死寸前の状態となっていたクリークや船員を「決して船を襲わない」という条件で店へ案内しますが、食事を終えたクリークは店を襲いはじめてしまします。

ギンは当初クリークの命に従い、命の恩人であるサンジと戦いますが、サンジの命乞いをしたことでクリークの怒りを買い、毒ガス攻撃をうけてしまいます

そして最後は、ルフィらに敗北し半狂乱となってしまったクリークを気絶させ、その他の船員たちと店をあとにしました

個人的にギンは、再登場の可能性がかなり高いキャラクターであり、そして再登場してほしいキャラクターでもあります。

また、作中では多くの伏線とも思えるセリフも発しています。

  • 「偉大なる航路(グラインドライン)でまた会おう」
  • 今度は"おれの意志"でやってみようと思う…好きな様に

当時のギンはクリークより低い懸賞金額でしたが、様々な武器で身を固めているクリークに対して、ギンは鉄球のついたトンファーのような武器のみでほぼ自身の戦闘能力のみで戦っており、武装色ですら会得していたのではと言われています。

また、戦闘実績が少なかった頃とはいえ、当時のサンジを完全に圧倒していました

そのため、クリークになんらかの恩義があり部下となっていたが、実はクリークよりはるかに高い戦闘力を持っていたということは十分にありえます。

サンジが海にでてからどんどんと強くなったように、ギンもまたクリークという足かせがとれて強くなっている可能性が高いです。

ネットでは、武器が似ていて顔を隠していることから、実はユースタス・キッドのキラーではないかという説もでているなど、多くの人が再登場に期待をよせていることがわかります。

しかし、幼少期の姿がギンとは異なること、さらには声優も違うことから、キラーである可能性はい低いでしょう。

そんなギンが再登場するには以下の条件をクリアすることが必要なのではないでしょうか。

  • クリークに受けた毒ガスをどうしたのか
  • 懸賞金額が億クラスにまで上がっている
  • 悪魔の実の能力を保有している

ここまで明確な伏線を張っておきながら、再登場がないというのはファンとして非常に寂しいですから、ぜひとも誰もが予想しなかった形での再登場をしてほしいものです。

扉絵連載でも登場していないのはなぜ?

ワンピースといえば、本編以外にも扉絵で物語が進んでいくのが特徴的です。

扉絵だけで話が完結することもあれば、そこから本編に再登場することも多々あります。

特に、扉絵連載でのコビー・ヘルメッポの海軍入り、そしてルフィ達との本編での再会はファンにとってたまらなかったのではないでしょうか。

しかし、ジャンゴやフルボディ大佐、ガイモンなど数々の初期キャラクターが登場しているなか、クロそしてギンはまったく登場する気配がありません

クロに関しては、ジャンゴが海軍入りしていることから、これからジャンゴがクロと対決し、逮捕するというパターンもあるかもしれません。

ギンに関しては、クリークについても扉絵連載・本編においても音沙汰なく、どうしてもこれからの再登場の可能性に、期待が高まってしまいます。

しっかりとした登場がなくとも、作中でその後について、一言でも触れてもらえるとうれしいですね。

初期キャラクターはどうしても後半に登場したキャラクターに比べて強さが劣ってしまいますが、ワンピースには悪魔の実というチートがありますし、登場しない期間に強くなっているということも十分にあり得ます。

できれば、すべてが終わったあと、サンジのレストランにギンが訪れる…なんていうものではなく、グランドラインで再会したギンは、実はクリークよりはるかに強くて…といった展開を望みたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

初期から作品を読んでいるファンにとって、かなり印象深い初期のキャラクターたち。

特にクロとギンについては、再登場を期待しているファンも多いのではないでしょうか。

今後の再登場に期待したいですね。

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