以前より超新星・最悪の世代についてまとめてきましたが、今回は「ユースタス・キッド」についてです。
超新星として登場し、ワノ国ではルフィと共闘しそうな雰囲気のあるキッド。
そんなキッドの強さやを中心に調べてみました！
ユースタス・キッドとは？
ぷに助
ぱちぇこ
超新星の1人で、キッド海賊団 船長です。
麦わらの一味と同時期にシャボンディ諸島に到着した億越えの賞金首たちの総称です。
現在は黄猿に追われる形で全員が新世界に進出しました。
超新星と呼ばれるのは11名で、新世界編ではそこに四皇黒ひげが加わり「最悪の世代」とも呼ばれています。
該当キャラクターは「モンキー・D・ルフィ」「ロロノア・ゾロ」「カポネ・ベッジ」「ジュエリー・ボニー」「バジル・ホーキンス」「ユースタス・キッド」「スクラッチメン・アプー」「X・ドレーク」「ウルージ」「キラー」「トラガルファー・ロー」です。
シャボンティ諸島登場時は凶悪性の高さから、超新星のなかでも最高額の懸賞金がかけられていました。短期で好戦的、さらにはその性格がゆえに民間人にも多大な被害を与えてしまうからこそ、その凶悪性を含めた金額となっていると思われます。
現在の懸賞金は4億7000万ベリーです。
悪魔の実の能力者であるかは現時点では不明ですが、磁力を操る能力をもつとされています。
シャボンティ諸島編・マリンフォード頂上決戦編では、モンキー・D・ルフィ、トラファルガー・ローと共闘し、海軍の包囲網から逃れます。
新世界編では、四皇ビッグ・マム傘下の船２隻を沈めるなど、勢いを見せていましたが、ビッグ・マム本拠地では「シャーロット・クラッカー」らに一蹴されたとされていました。
キッド海賊団のキラー発案だと思われる海賊同盟では、同じ超新星・最悪の世代であるスクラッチメン・アプー、バジル・ホーキンスと四皇討伐を目的に手を組みます。
しかし、いざ行動しようとした海賊同盟の前に空島からの飛び降り自殺に失敗したカイドウが現れます。
ワノ国編ではアプーとホーキンスはカイドウ傘下に、キッドは重傷を負い牢屋に入れられていることがわかりました。このことから、キッドはカイドウ傘下となることを拒みつづけていることが想定されています。
尚、左腕が義手となっていましたが、これは赤髪海賊団との闘いで失ったとのことです。そして、ビッグ・マムのナワバリへは迷い込んだのではなく「あるものを盗むため」だったことも明かしています。
このことにより、キッドはシャンクス、ビッグ・マム、そして不本意ながらのカイドウと四皇の元を短期間で訪れていることがわかります。
そもそもキッド海賊団は四皇のなかでも「シャンクス討伐」を一番の目標に掲げているようですので、シャンクスと深い因縁があるのは間違いないようです。
個人的には、シャンクスが失ったのと同じ左腕をキッドが失っているのが気になります。キッドの左手がシャンクスに移植された…という説もありますが、失った長さが異なりますから、キッドが片腕のシャンクスとやりあってもしょうがないと、自ら切断したという可能性もあるのではないでしょうか。
いや、それだとしたら磁気で腕を作り上げるということにはならないでしょうから、やはりシャンクスに斬り落とされたと考えるのが妥当かもしれませんね。
悪魔の実の能力は？強さは？覇王色をもつ？
ぷに助ぱちぇこ
悪魔の実の能力であるかは明確にされていませんが、磁力を操る能力をもちます。
超人系（パラミシア）悪魔の実の能力なのではと考えられており、候補としては以下の名前が挙がっています。
- ジバジバの実（磁場）
- ジキジキの実（磁気）
- ジリョジリョの実（磁力）
大量の金属製の武器を集め、体にくっつけることで、腕型の金属塊を作り出して敵を押し潰すことができますので「磁力」関係の能力で間違いないのではないでしょうか
反発（リペル）という技では、飛んでくる砲弾を触れずに跳ね返していますから、寄せ付けるだけではなく磁力を操作していることがわかります。
まだ、そこまで戦闘シーンもなく、強さがわかりにくいキッドですが、能力が磁力であれば結構汎用性は高いと考えられます。
磁力による治療や、こっそり金属製のものを盗むとか…いや、ちょっとあれですね。キッドのキャラクターに合いませんね。
ちょっとグロいかもしれませんが、現在キッドがよせつけているような大きい金属ではなく、弾丸のようなものを無数に敵越しに寄せ付ければ、背後から散弾銃のように攻撃し、強力な磁力で貫通させることもできるかもしれません。
あとは、サー・クロコダイルのスナスナの実にも、砂に砂鉄が含まれていれば有利に戦いを運べそうですね。
気になるのはその強さです、超新星で１番の賞金額にも関わらず、ビッグ・マムの部下、そしてカイドウにあっけなくやられてしまっているキッド。
四皇がそれだけ強いともいえますが、キッドの能力は物理的な攻撃でしかありませんから少しこころもとない気がします。
また、磁石は物理的な攻撃で弱まってしまうとも考えられているので、キッドの能力からして、直接的な対決というより、物語の進行上必要となってくる能力なのかなとも考えられます。
今はまだわかりませんが、ワノ国は「海楼石」の産出国、また武器工場も多くもちますからこのあたりがかかわってくるのではないでしょうか。
カイドウのセリフから「覇王色」も扱えることもわかっていますので、純粋な戦闘能力がかなり高いことを期待したいところです。
父親がモリア？
ぷに助ぱちぇこ調べて意外だったのが、キッドとモリアが親子である説です。確かに、目の形や唇の形をみると、確かに似ていますね。
ネットではワンピースに関する様々な「親子説」「夫婦説」がささやかれており、「ええ～‥」と思うような内容が結構あるのですが、この二人は確かに特徴が一致します。
スリラーバーク海賊団船長で、元王下七武海の一人。
"魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)"に浮かぶ島を改造した、巨大船スリラーバークの主でもあります。
新世界に進出し百獣のカイドウと渡り合った過去もありますが、仲間を失う「悪夢」に見舞われ、以来ゾンビを部下とすることに執着します。
登場時48歳で、懸賞金は元3億2000万ベリー。692cmの巨漢でもあります。
超人系悪魔の実、「カゲカゲの実」の能力者で、自分や他人の影を操ることができます。
その能力で、敵の影を取って死体や物に入れ兵士を作ったり、自分に取り込み体を強化させたりします。
他力本願なシーンが多くみられますが、仲間思いで情け深い一面もあるといわれています。
マリンフォード頂上戦争編で、世間的には死亡したと思われていましたが、生存が確認されました。
部下のアブロサムをやられ、黒ひげに勧誘されたところでそののちの行動が明らかにされていないゲッコー・モリアですが、名前が「月光」でもあることから、月光一族となんらかの関係があり、ワノ国編にも登場するのではと言われています。
なかなかすぐに、とはいかないでしょうが、ワノ国編でキッドとモリアが顔を合わせる可能性はゼロではなさそうです。
その際に、親子関係かそうじゃないかが明らかとされるのではないでしょうか。
個人的には、尾田先生は「冒険」の反対にあたる言葉は「家族」と述べているので、あまり「隠れた家族関係」というのは作中に盛り込まないのではないかと考えています。
まとめ
超新星・最悪の世代では１番の懸賞金額だったキッドですが、まだその強さを印象付けるエピソードがない、というのが正直な感想です。
ワノ国編では再び、ルフィ・ローと共闘する流れとなりそうですが、今度こそキッドの強さを見てみたいものです。
気になるその能力に関しても明らかにされるのが楽しみですね。
