コビメッポの過去から現在までを振り返り!2人の覇気と強さについても【ワンピース考察】

今回は「コビメッポ」についてです。

初期に登場し、海軍として力をつけ再登場した「コビー」そして「ヘルメッポ」。

そんな二人の強さや、これまでについてまとめてました。

目次

コビーとは?

ぷに助
 アルビダの船に乗っていたんだよね。 
ぱちぇこ
 それが今や大佐かあ~! 

海軍 大佐です。

東の海編で初登場した際は、釣り船と間違って乗船してしまった「アルビダ」の船で、無理やり航海士・雑用として働かされていました

主人公「モンキー・D・ルフィ」と出会ったことがきっかけでアルビダの元を離れ、海兵となります。

しばらくは雑用として働いていましたが、とあるきっかけでヘルメッポとともに、中将でルフィの祖父「モンキー・D・ガープ」の直属の部下となります。

現在はヘルメッポより階級が高く、ヘルメッポはコビーの部下にあたります。

ルフィらとはウォーターセブン編で再会しており、そのころには大きく容姿や体形が変化しています。また、額には大きな傷跡ができていましたが、それについては詳細が明らかにされていません。

1.強さは?

悪魔の実の能力は保有しておらず、武器は使用しません。

主に戦闘では素手で戦っており、「剃(ソル)」などの六式の技はいくつか使えるようです。

ガープのように力技を得意としているようで、大きな岩を素手で砕いたり、世界会議編では魚雷の軌道を身ひとつで変えたりしています。

2.覇気は?

覇王色・武装色については不明ですが、見聞色を会得しています。

きっかけは、マリンフォード頂上決戦です。ルフィと対峙し、気絶してしまったあと、海兵や海賊たちが次々と倒れ行く地獄絵図を目の当たりにしたことにより、突如見聞色に目覚めます

コビーが見聞色に目覚めた際の描写は、カタクリやウソップのように、「攻撃のために意識的に使用する見聞色」とは異なり、しらほし姫やモモの助のように、「自身の意思とは関係なく周囲の声がとめどなく入り込んできている状態」に近いようにみえます。

しかし、世界会議編で再登場した際には、敵から発射された魚雷を察知するなど、うまくその見聞色をコントロールしている様子でした。

個人的には、このコビーの見聞色の覚醒は、半ば強制的に呼び起こされたものであると考えています。つまり、コビーには見聞色の高い素質が備わっており、本人がその能力を引き出す前に、マリンフォード頂上決戦の異常な状況が引き金となり、本人の意思関係なく、無理やり引き出されてしまったのではないでしょうか。

コビーとヘルメッポは、当初ヘルメッポのやる気がなかったことを差し引いても、ほぼ同じ期間、同じような鍛練を積んでいました。そのヘルメッポに微塵もその兆候が現れていなかったことからも、コビーの資質が元々高いものであったことが想定できます

ヘルメッポとは?

海軍 少佐です。

初登場は東の海編で、元大佐「モーガン」の息子として登場しました。

本人がのちに「バカ息子」と自称しただけあって、初登場時は親の七光りを盾に横暴な態度をとっていました。

当時海賊狩りをしていた「ロロノア・ゾロ」に飼っていた狼を殺され、磔にしたことにより、ルフィはゾロと出会い、仲間に誘うきっかけとなっています。

モーガン失脚後は、雑用係として過ごしていましたが、とあるきっかけで、コビーともどもガープの部下となります。

尚、父であるモーガンは悪政がバレ、本部へ連行されている途中に脱走をしています。それまで、ヘルメッポはいやいや海軍で雑用係として働いていましたが、モーガンが脱走する際、人質にとられたことなどから、父であるモーガンを再び捕えることを胸に誓い、懸命に業務や鍛練に取り組むようになりました。

1.強さは?

悪魔の実の能力は保有しておらず、武器はククリ刀を使用します。

ゾロと対峙した際には、その力量の差から歯が立ちませんでしたが、ククリ刀を戦闘に用いることは珍しいらしく、その武器を選択したことにゾロは感心していました。

マリンフォード頂上決戦編など、多くのキャラクターが登場するシーンでの戦闘が多かったため、あまりその戦術や活躍については描写がありません。

しかし、かなりのスピードで出世をしており、さらには世界会議編では海賊をいとも簡単に拿捕しているようであったため、それなりの強さはあると考えられます。

2.覇気は?

おそらく覇気はいずれも会得していません。

コビーが見聞色に目覚めた際、ヘルメッポはその様子を間近でみていましたが、なにが起こっているのか、まったくわかっていない様子でした。また、覇気についての説明を受けた際も、よく理解はしておらず、「詳細はわからないが戦闘に有利な能力である」というレベルの認識であったと考えられます。

世界会議編で登場した際も、ある程度見聞色をコントロールしているコビーに対して、未だその感覚すらないようでした。

前述にて述べているとおり、コビーと比較してまったくその感覚が理解できないということは、ヘルメッポには見聞色の資質があまりないことが想定されます。

そのため、ヘルメッポが会得するとすれば「武装色」ではないでしょうか。

コビーが見聞色を会得した際には、かなり悔しがっており、自身も会得に意欲をみせていましたから、途中で武装色に絞って鍛練を積めば、ヘルメッポも武装色を会得できるのではないでしょうか。

過去から現在について

ぷに助
 雑用係からいつの間にか大佐かあ。 
ぱちぇこ
 ずっと努力していたもんね。 

コビーとヘルメッポの過去から現在について、簡単にまとめてみました。

  1. アルビダの船で雑用をしていたコビーがルフィと出会う
  2. 次に訪れた街でヘルメッポに磔にされたゾロに出会う
  3. ルフィとゾロがヘルメッポの父モーガンを倒す
  4. モーガンは失脚、ヘルメッポは海軍雑用係に
  5. コビーも夢であった海軍へ入隊し、雑用係に
  6. コビーは真面目に、ヘルメッポは不真面目に業務に取り組む
  7. モーガンが本部に移送される際、ヘルメッポを人質にとって逃走
  8. ヘルメッポは父と決別、心を入れ替える
  9. モーガンの件をきっかけに、ガープ預かりとなる
  10. ウォーターセブン編でルフィらと再会
  11. マリンフォード頂上決戦でコビーの覇気が覚醒
  12. 世界会議編で護衛として登場

振り返ると、モーガンについては、逃走後についてほとんど情報がありませんね。そのため、ゾウ編でジャックが登場する前、その風貌から「モーガンなのでは?」と大きな話題となりました。

しかし、ヘルメッポの夢が父親を捕まえることであるため、作中に再登場する可能性はまだまだ残されています。モーガンが出世するきっかけとなったクロ(クラハドール)が同じくまったく作中で触れられていないところも気になりますね

また、コビーに関しては、世界会議編で触れられた「ロッキーポート事件」で英雄となっていたこともわかっています。このロッキーポート事件についてはほとんど情報がありませんが、「トラガルファー・ロー」も大きく関わっていることがわかっています。

そのため、ワノ国編終了後、再びルフィらとコビーが再会した際には、その内容が明らかにされることは間違いないでしょう。

個人的には、ルフィとスモーカー大佐のような関係性が、コビーとローにも出来上がっているような予感がします

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コビーそしてヘルメッポは、初期キャラクターのなかでもかなりの意外性を持ったキャラクターではないでしょうか。

雑用係で、アルビダに反論さえできなかったコビーがいまや、かつてのスモーカーと同じ職位にいるとは、当時からは考え付きませんね。

今後も、二人の活躍に期待したいです。

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