LINEマンガは読んだ履歴がバレるのか?読めない時の対処法と無料チャージの仕組みと使い方について

LINEマンガはLINE株式会社が2013年から運営しているWeb漫画サービス・電子書籍ストアです。

こうしたサービスの中では後発にあたりますが、圧倒的普及率のLINEアプリに直結という地の利を活かし、250もの出版社を横断した無料連載を実現して急成長しマンガアプリの売上シェアの57%を占める巨人となりました。

この記事ではそんなLINEマンガの特徴や疑問について解説していきます。

 

LINEマンガ

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目次

LINEマンガの特徴

運営会社 LINE株式会社
開始時期 2013年4月
取扱点数 約25万冊(ストア作品)
決済手段 アプリ内課金/LINE Pay、キャリア決済、電子マネー各種(Web版のみ)
対応環境 スマホ・タブレット(Android/iOS)、PC(機能限定のWeb版のみ)

LINEマンガにはLINEマンガアプリ、LINE版LINEマンガ、Web版の3つが存在していました(LINE版LINEマンガは現在見られなくなっているようです)。コンテンツの相当部分はアプリでのみ利用可能です。この記事では基本的にアプリ版を取り扱います。

 

ストアと無料連載が混在

LINEマンガは電子書籍の販売ストアと無料Webマンガサービスのハイブリッドのような構成となっています。

取り扱い点数は25万冊ほどですが、検索で出て来るそれらの大半は試し読みと購入のみができるストア作品です。

無料連載はインディーズを除くと200ほどで、常時入れ替わっています。大半は出版社から提供された新旧の連載ですが、LINEオリジナルの連載も1日に数本ほどあります。

LINEオリジナルもあります

 

プロ作品が毎日30ほど更新されており読み応えは十分。アマチュアが連載できる「インディーズ」コーナーもあり、他所とのマルチポストは目立つもののプロ連載だけでは飽き足りない人も読むものには困らないでしょう。

マンガコインと無料チャージ

商業漫画の有料部分の閲覧や電子書籍の購入などには「マンガコイン」を使用します(Web版を除く)。

コインを無料で入手する手段は多くなく、コイン購入時のボーナスも最大5%弱と小さく、セール的な値引きもあまりないので、電子書籍をお得に手に入れるにはあまり適していません

画像では省略していますが100円から買えます。

 

ただし連載作品や話題の商業作品の臨時公開などは後で詳しく解説する「無料チャージ」を使ってゆっくりとなら全部無料で読むことができます。

健全なコンテンツ

LINE公式という性質上か、コンテンツは健全メインです。

アダルトコーナーは存在しておらず、レディコミ・BL・TLもインディーズを除けばあまり目立たせないようになっています。

電子書籍の売り上げをBL・TLが牽引している中、LINEマンガでのBL・TLの売上は全体の数パーセントでしかないそうです。

LINEマンガは読んだ履歴がバレる?

日常的に使うSNS・通信アプリと直結しているのは便利ですが、プライバシーも不安になりますよね。

マンガを読んだ履歴が知らないうちに公開されたりしてしまうことはないのでしょうか?

結論から言うと、意図的にシェアしない限りLINEマンガの利用履歴が他のユーザーに表示されることはありません。いいね、お気に入り、コメントしても大丈夫です。

意図的にシェアするケースとしては、後述する「無料チャージ」が溜まっていない話を読みたい場合に、「友だちにおすすめ」することで無料で読めます。

コメントはLINEマンガ専用のニックネームを設定しないとできないようになっており、LINEマンガに関しては無理に共有させない方針なのが窺われます。

ちなみにLINEマンガを流行らせる上では、漫画にLINEスタンプをつけて販売して使ってもらうことで口コミでの拡散を狙ったそうです。

ただし、LINEニュースは「いいね」するとタイムラインに流れる仕様ですし、Twitterでは「いいね」が突然タイムラインにも流れるようになってしまったことがありましたので、今後もずっとバレないとは限りません。心配な人は適宜他のサービスなどと使い分けましょう。

Web版の活用法と危険性

LINEの漫画は読みたいが履歴は残したくない場合にはWeb版が有効です。ログインしない状態でブラウザで読めばLINE側に記録は残りません

漫画を読んだ後にログインすると遡って記録されてしまう場合があるので、シークレットウィンドウなどで閲覧するか、クッキーを消去しておきましょう。

ログインしてない時も履歴をトラッキングするのは規約にしっかり書いてあります。

 

他方で、画面を直接見られてしまえば当然バレますが、要注意なのがWeb版です。

ログインした状態で開くとPC画面にドーンと「お気に入り連載」が表示されてしまうので、人に見られる可能性がある時にはログインしない・ログアウトしておきましょう。

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読めない時の対処法は?

エラーが出たり、極端に遅くなったりして読めなくなることがあるようです。そうした場合の対処方法を見ていきましょう。

LINEマンガ側の障害である可能性があるので、

・アプリ内の「運営からのお知らせ」
・LINEマンガ公式アカウント
・LINEマンガ公式Twitter

などをチェックしましょう。

最大手だけあってアクセス負荷も相当なものがありそうですね。

あとは基本的なことになりますが

通信状況をチェックしましょう。電波状況が悪かったり、パケ死して低速通信になったりしていませんか?
アプリの不具合かもしれません。最新版でないなら最新版にアップデートしたり、一度アンインストールしてから再インストールしたりしてみましょう。
スマホを再起動すると直ることがあります。
・Web版でなら読めるかもしれません。

 

無料チャージの仕組みと使い方について

無料チャージとは?

2018年に導入されたばかりですが、LINEマンガの大きな特徴となっているのが「無料チャージ」機能です。

商業Web漫画の「無料連載」は、最新話を毎週追いかけてないと全部無料で読めないものが多いのですが、LINEマンガでは無料チャージ機能によって無料連載カテゴリの漫画は出遅れてもほぼ全て無料で読み通すことができます

無料チャージの使い方

連載の各話のうち、「無料」と表示されているものは無条件で読めます。

「¥0」と表示されているものが無料チャージの対象で、チャージを消費して読むことができます。

チャージは1話分しか溜めることができず、使えばなくなってしまいますが、その時点から23時間が経過するとチャージされます。1日1話ずつなら全て無料で読めるわけですね。

チャージがない状態でも、

・広告動画を見るか
・「友だちにおすすめ」するか
・コインを消費する

ことで即座にチャージできます。

ただし、作品によっては一部の話が無料チャージでは読めないように設定されています。そうした話にはコインのマークが表示されています。

全ての対象連載で同時に使えるのがスゴい!

2017年に開始されたマンガワンの「待てば無料」機能と良く似ていますが、ライフを消費するマンガワンと違って、チャージは連載ごとに設定されているので1日1話ずつであれば膨大な連載の大半を無料で読めてしまうのが最大の違いです。

ただし掲載期間が短い連載もあり、また突如削除されてしまうこともあるので、タイミングによっては読み切れないこともあるかもしれません。

まとめ

一般人への露出が圧倒的に多いLINEマンガは出版社のショーケース的な役割を果たしている側面があり、プロモーション中の話題作から渋い出版社の渋い作品まで幅広い漫画が全部もしくは一部を無料で読めてしまいます。

健全ジャンルにほぼ限られることや、電子書籍の購入となると安いとは言えないことなどの限界はありますが、無料連載のボリュームは圧倒的なので利用しない手はないでしょう。

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