ベルメールは元海軍だが強さはどれくらい?アーロンの前で子供がいないと嘘をつけなかった理由【ワンピース考察】

今回は少し懐かしい「アーロンパーク編」より「ベルメール」をテーマにしたいと思います。

麦わらの一味のナミの義母であり、元海軍将校であったベルメールは、実際どれぐらいの強さだったのでしょうか。

そして、アーロンの前で命を捨ててでも「子供がいない」と言わなかった理由とは?改めて考えてみました!

目次

ベルメールとは?

ぷに助
 ナミとノジコの義理の母親だよね! 
ぱちぇこ
 元海軍なんだよね。 

東の海(イーストブルー)にあるココヤシ村に住んでいた女性です。

元海軍将校で、オイコット王国で起きた戦場でひん死の状態にありましたが、その際に出会った2人の戦争孤児を守らなければという気力で再び立ち上り、2人を保護しました。

その後、海軍を退役し、2人を故郷のココヤシ村に連れ帰り母親代わりとして生活していました。

そしてその戦争孤児が、麦わらの一味のナミ、そして義姉のノジコでした。

ココヤシ村に戻ったあとはみかんの栽培で生計を立てていたようですが、ほかにもみかん農家が多かったようで、さほど裕福な暮らしはできていませんでした。

そして、10年前に村を襲った魚人の海賊「アーロン」に年貢額が足りないという理由で、見せしめのために射殺されてしまいました

強さは?

ぷに助
 海軍将校だったんだっけ? 
ぱちぇこ
 結構上のポジションだよね? 

アーロンと対峙した際の描写以外、戦闘に関するシーンがないため具体的な強さはわかっていません。

また海軍でも本部所属か支部所属かは明らかとされていませんが、魚人族の強さに驚いていたことからおそらく支部所属であったのではないかと考えられます。

また、「正義」のマントを着用していたことから、海軍将校であることは確かなため、少尉以上の地位に就いていたとされています

少尉というとポジションがわかりにくいですが、「曹長」「軍曹」よりも高いポジションです。

そのため、以下のキャラクターよりも高いポジションとなります。

  • 初期のたしぎ(初登場時曹長→少尉→大佐)
  • 現在のコビー(曹長)
  • 現在のヘルメッポ(軍曹)

たしぎに関しては、ポジションに対する実力について疑問視する一部のファンもいますが、曹長から少尉へ出世したきっかけがアラバスタ編の「クロコダイル討伐」とされていますので、海軍将校である少尉になるにはある程度大きな功績が必要であることが考えられます。

また、現在のコビー・ヘルメッポよりも2~3階級高い地位にいるということは、悪魔の実の能力を持たないものとしてはかなり強かったといえるのではないでしょうか

そのため、ベルメールは悪魔の実の能力者には及ばずとも、一般的な海兵とはかけ離れた強さを持ち、さらにはなんらかの功績を挙げていたものと予想できます。

劇場公開特典の「巻零」、またOVA「ONE PIECE FILM STRONG WORLD EPISODE:0」では、ライフルを武器としていたことから、銃撃戦が得意だったのではないかとされています。

そのため、人間では到底かなわない超越した肉体を持ったアーロンとの戦いは、不利であったのかもしれません。もしかすると、ウソップのように遠方射撃や知的戦術を得意としていたのかもしれませんね。

アーロンの前で子供がいないと嘘をつけなかった理由は?

ぷに助
 子供がいないと嘘をつけばみんな助かったかもしれないという読者もいるよね。 
ぱちぇこ
 う~ん。 

アーロンがベルメールの元を訪れた際、その年貢の条件として「大人1人10万ベリー、子供1人5万ベリー」という条件を提示されます。しかし、ベルメールの手元には10万ベリーほどしかありませんでした。

そこで、ゲンゾウをはじめとする村の住人は、まだナミとノジコがアーロン一味に見つかっていないことから、ナミとノジコをこのまま逃がし、ベルメールの分だけを支払うように誘導しました

しかし、ベルメールはそのようにはせず、「10万ベリーは子ら2人の分で、自分の分はない」とアーロンに告げ、自ら殺されることを選択しました。

ベルメールは「子がいないなんて嘘をつけない」とその理由を口にしていましたが、それ以外にも要因があったのではないかと考えられます。

  • 魚人たちの強さ・狡猾さから2人を逃すことができないとわかっていた
  • 元々戦死していてもおかしくなかった命だったと考え2人の安全と引き換えにした

もちろん、「本当の子供じゃない」というコンプレックスが垣間見えていた2人(特にナミ)の前で「子供はいない」と言いたくなかったことが大きかったと思いますが、それに加えて「子たちが逃げられる可能性はほぼない」「2人に出会わなければ自分は元々戦死していたかもしれない」といった要素もベルメールの選択を後押ししたかもしれません。

また、アーロンから感じた圧倒的な実力差から、「戦う」「抵抗する」ことよりも、「たとえ一時的だとしても確実な安全」を優先したのでしょう。

実際、アーロン一味は「村の名簿や記録を元に住民の身元を確認」し、「村を襲う前に村の船をすべて破壊する」などの抜け目のなさを見せています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

個人的にはナミの本当の両親についての情報がなく、またナミ・ノジコとの出会いが海軍が圧倒的不利な状況にある戦下であったことから、ベルメールが参戦していたオイコット王国での戦いが、伏線として今後回収されるのではないかと考えています。

その際に、なぜベルメールが戦っていたのか、ナミの両親についてなど、気になる内容について明かされるかもしれませんね。

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