カイドウが光月モモの助に聞きたいこととは?20年前にモモの助にトドメをささなかったのはなぜ?【ワンピース考察】

今回は「カイドウとモモの助」がテーマです。

かつて、カイドウに殺されかけるも一命を取り留めたモモの助
モモの助はポーネグリフを読める光月家の跡取りですが、なぜカイドウはそのモモの助を殺そうとし、なぜ実際には殺さなかったのでしょうか?

そして今、カイドウがモモの助に"聞きたいこと"があると発言していましたが、それはいったい何なのでしょうか?

目次

カイドウとは?光月モモの助とは?

まずは、カイドウと光月モモの助がどんな人物なのか、まとめてみましょう。

カイドウとは?

ワンピース 90巻 第907話

カイドウは百獣海賊団の船長で、四皇の1人です。
百獣海賊団は数百人の動物系(ゾオン)能力者によって構成されていますが、そのほとんどが人造悪魔の実「SMILE」によって能力を得た者たちです。

カイドウ本人もなんらかの悪魔の能力者であるとみられますが、現時点では明らかになっていません。
たびたび龍に変身することから、「」に関係する能力ではないかと予想されます。

懸賞金額は46億1110万ベリー

現在のワノ国の将軍・黒炭オロチと共謀し、ワノ国を乗っ取っただけでなく、光月モモの助の父・光月おでんをも殺害しています。

また、異常なまでの生命力を持ち、容易に死ぬことができないことから自殺を趣味としています。

光月モモの助とは?

ワンピース 69巻 第684話

ワノ国・九里大名の跡取りで、8歳の子供です。

パンクハザード編で初登場し、その島で偶然、人造悪魔の「SMILE」を食べてしまい、竜に変身する能力を得ました。
モモの助の食べたこのSMILEは"失敗作"だとされていますが、どういった点において失敗なのかは明らかにされていません。

父親はかつての九里大名・光月おでん
おでんは白ひげ海賊団・ロジャー海賊団の船に乗船しており、各地のポーネグリフを読み解いていました。

カイドウがモモの助に聞きたいこととは?

ぷに助
 やっぱポーネグリフ関連? 
ぱちぇこ
 あとは意外と母親のこととかね! 

カイドウとモモの助に関する過去の考察はこちら↓

マンガイッキ
カイドウがモモの助を直接殺さなかった理由とは?【ワンピース考察】 | マンガイッキ カイドウが光月おでんを倒し、九里城を陥落させました。 そのカイドウはおでんの息子であるモモの助を城の外から突き落とそうとします。   しかし、モモの助は殺されること...

その後、カイドウはモモの助が生きていることを知り、モモの助に聞きたいことがあると発言します。

ワンピース 96巻 第974話

カイドウの"聞きたいこと"について、よくネットで推測されているのは以下の4点。

  1. モモの助がパンクハザードで食べた人造悪魔の実「SMILE」について
  2. ポーネグリフについて
  3. 光月トキについて
  4. ワノ国の秘密について

まず①について、カイドウが、"光月の生き残り"と表現していることから、可能性が低いでしょう。

②については、ポーネグリフを読ませようとしている可能性もありますが、解読者には他にもニコ・ロビンが存在します。
モモの助でなければ読めない、ということはありませんから、これもまた可能性は低いといえます。

となると、③④も可能性が高そうです。

光月トキはかなり謎の多い人物で、モモの助の母親でもあります。
そのため、カイドウが光月トキになんらかの興味を持ち、息子であるモモの助に確かめたいことがあるのかもしれません。

また、康イエを始め、ワノ国で国政に関わっていたものはほとんど失脚するか死亡しています
そのため、カイドウがワノ国に滞在するようになってから知った"ワノ国の秘密"で解き明かしたいことがある…という可能性もあるのではないでしょうか。

そのため、当時のカイドウは光月家の持つ歴史やその重要なポジションについて知らなかったのではないかと考えられます。

カイドウがモモの助にトドメをささなかった理由は?

20年前のおでん城でカイドウと対峙したモモの助。
カイドウは殺そうと思えば殺せる状況で、あえてモモの助にトドメを刺しませんでした

ワンピース 第973話 96巻

この描写については、二つの可能性が考えられます。

  1. おでんの強さに比べて、あまりにも弱いモモの助に対して、「殺す価値もない」と考えた。
  2. 思っていたよりもモモの助が幼いことに驚き、無意識のうちに殺すのを躊躇した

この直前に、カイドウはモモの助を殺すことで光月家が終わると発言しています

ワンピース 96巻 第973話

よく考えるとこれはおかしいです。
おでんには息子のモモの助の他に娘の日和がいますし、妻のトキもこの時点ではまだ生きています。
つまり、おでんとモモの助が死んでも、「光月家」自体が終わるとは言えません。
しかし、トキも日和も同じ部屋にいたにも関わらず、完全に無視しています。

こうなると、カイドウに光月家に対する敵意があったのか、ということ自体が疑問に思えてきます。
光月家の血筋を絶やそうとしていたのはオロチであって、カイドウがおでんの城を攻めたのは、それに付き合っただけなのではないでしょうか。
もしかすると、カイドウにとっては「光月家」=自分と対等にやりやった光月おでん(+おまけでその跡取り息子)ぐらいの認識だったのではないでしょうか。

冷酷でありながらも、強い敵には敬意を払うのがカイドウの性格です。
おでんに対しては、強い敵に対する敬意を持っていることが描かれています。
であれば、その跡取り息子に対しても、強い敵であることを期待していたのではないでしょうか。

しかし、実際にモモの助に会ってみると、その期待は外れました。
その後の反応として、先程の二つの可能性はどちらもあり得ます。

単に期待外れだと感じたのであれば①でしょう。
現時点では期待外れだけれど、想像以上に幼かったため、これから成長し、強い敵となってくれるかもしれない、という期待が無意識にでもあったのであれば、②なのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

カイドウはとにかく光月おでんのその強さに魅かれていたように感じます。
そのため、20年前は"光月おでん"という人物に興味を持っていたようですが、その後ワノ国で"知りたい何か"ができたようですね。

光月トキについて知りたいという可能性はまだ否定できませんが、この20年の間に光月家が世界においてどのような立ち位置で、どんな歴史を持っているのかを知ったのかもしれませんね

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