カイドウは釜茹での刑を耐え抜いたおでんに対し、「ババアの件は悪かったな」と言いました。
ババアの件とは一体何のことでしょうか。
カイドウが謝るということは、よほどの事なのかもしれません。
今回は、おでんに謝ったババアの件について考察していきましょう。
ババアの件とは一体
カイドウの言うババアとは一体誰のことを指すのでしょうか。
ババアとは黒炭ひぐらしのことを指すと思われます。
黒炭ひぐらしは黒炭オロチを将軍にさせようとしていた老婆です。
カイドウからすれば仲間に当たる人物となります。
しかし、カイドウは「殺しておいた」とおでんに話すのです。
なぜ仲間であるひぐらしをカイドウが殺すのでしょうか。
それは『ワンピース』第970話で起こるおでんとカイドウの戦いが大きく関係していました。
おでんはカイドウと互角以上に戦い、どちらが勝つか分からないほどでした。
その戦いの最中モモの助が人質となり、おでんは一瞬油断をしてしまいます。
それによってカイドウはおでんに勝つことが出来たのでした。
そのモモの助こそ、ひぐらしのマネマネの実で化けた偽物でした。
おそらくカイドウは久しぶりに自分と対等に戦うことができるおでんに喜びを感じていたと思います。
そんな戦いにひぐらしは水を差したのです。
それにカイドウは納得がいかず、ひぐらしを殺めたということですね。
カイドウが謝ったことにおでんも驚かされた様子で、せいぜい強くなれと言葉を返しました。
今回のように似た例は今までもありました。
それはホールケーキアイランドで、ルフィがカタクリと戦っていた時です。
ルフィがカタクリと戦う中で、ルフィの成長を認め始めていたカタクリ。
そんな中、一瞬見せたルフィの隙にカタクリは絶望しました。
しかしルフィの隙は36女フランペの吹き矢で撃たれたからだと判明します。
それに対し、カタクリは味方をしてくれたフランペを怒鳴りつけていました。
やはり、新世界で四皇クラスの海賊レベルになると、不要な援護は戦いの邪魔でしかないのでしょう。
海賊として良い悪いは別にしても、真剣勝負を挑んでいることには間違いありません。
尾田先生から、反則なしに戦いに挑むことが大切であると言われているようにも感じますね。
まとめ
以上、カイドウのいうババアの件について考察しました。
強者になると真剣勝負が行われ、その邪魔をする者は敵味方関係なく許されないのです。
カイドウが極悪非道であることに違いありませんが、強者としての譲れないプライドがあるということですね。