超新星と言われるルーキーがシャボンティ諸島に集まっていた理由は?【ワンピース考察】

今回のテーマは「超新星がシャボンティ諸島に集まっていた理由」についてです。

超新星が一気に初登場したシャボンティ諸島編ですが、どんな目的があってシャボンティ諸島を訪れていたのでしょうか。

それぞれについて、理由を考えてみました。

目次

超新星とは?

ぷに助
 総当たりとかあるかな~と思ってたけど…。 
ぱちぇこ
 結構、どこかの傘下にはいったり、共闘したりだね。 

麦わらの一味と同時期に活躍をはじめた、ルーキーたちの総称です。

全員が億越えの賞金首であることが特徴です。現在は全員が新世界に進出しているものとされ、何名かは四皇の傘下となったりしています。

総勢11名で、は超新星に黒ひげが加わったものを「最悪の世代」と呼びます。

該当キャラクターは以下のとおりです。

  • モンキー・D・ルフィ
  • ロロノア・ゾロ
  • カポネ・ベッジ
  • ジュエリー・ボニー
  • バジル・ホーキンス
  • ユースタス・キッド
  • スクラッチメン・アプー
  • X・ドレーク
  • ウルージ
  • キラー
  • トラガルファー・ロー

シャボンティ諸島とは?

ぷに助
 物語が大きく動いたって感じがしたよね。 
ぱちぇこ
 まさに前半と後半の境目って感じの印象。 

ワンピース 51巻 第496話

 

偉大なる航路(グランドライン)前半にある島です。

島といっても、実際は巨大な樹木の集合体で、樹木ごとに区画がわりあてられています。

具体的には以下の通りです。

  • 01~29番 … 無法地帯、人間屋(奴隷オークション)
  • 33~39番 … 繁華街
  • 40~49番 … 観光関係
  • 50~59番 … 造船所
  • 60~69番 … 海軍駐屯地
  • 70~79番 … ホテル街

29番までの「無法地帯」というのは表現に少し笑ってしまいますが、いわゆる「無法者」が多い危険な地域なのでしょう。

グランドライン後半の「新世界」に行くための中間地点・通過点といえるシャボンティ諸島。そのため、グランドライン前半で悪名名高い海賊たちが集まる傾向にあります。

それらを制圧するため、海軍駐屯地も存在し、また2年前までは海軍本部も近くにありましたが、そのような状況でありながら、なぜか奴隷制度・差別などが横行しています

作中ではルフィら麦わらの一味は「超新星」らや、「シルバーズ・レイリー」、「シャッキー(シャクヤク)」らと出会っています。

超新星はなぜシャボンティ諸島に集まっていたのか?

ぷに助
 う~ん。 
ぱちぇこ
 やっぱ新世界行くため? 

シャボンティ諸島は新世界に突入するために、海賊が集結する土地です。

そのため、超新星の面々も「新世界に入るためにいったんシャボンティ諸島を訪れていた」ものだと思われます。

ワンピース 51巻 第498話

 

ただし、新世界に入るには聖地マリージョアを通過しなければならず、海賊の多くは正攻法での通過ができません。そういった海賊らは船をコーティングし、「裏ルート」といわれる魚人島を通過する海底ルートを選択します。

ルフィらもこのルートを選択しましたね。

同じく海底ルートを選択し、船のコーティングのためにシャボンティ諸島に駐留している海賊も多い様です。

超新星がシャボンティ諸島に集まっていたのは、単純に漫画の都合で「超新星の一斉顔見せ」とも考えられますが、各々の目的はなんだったのでしょうか。

そのほとんどが「新世界に行くため」だとは考えられますが、ルーキーごとにその目的を推測したいと思います。

モンキー・D・ルフィ、ロロノア・ゾロ

想定される目的:

 新世界への突入、観光

その後の行動 :

 2年の修業期間ののち、船をコーティングし、海底ルートで新世界に

ルフィら麦わらの一味は新世界への突入を目的にシャボンティ諸島を訪れています。シャボンティ諸島を訪れる前に出会った、はっちゃん・ケイミー・バッバグの案内で観光もしています。

カポネ・ベッジ

想定される目的:

 新世界への突入

その後の行動 :

 麦わらの一味が天竜人に暴行したときき、即座にシャボンティ諸島を離れた

 その後マリンフォード頂上戦争の中継をみるために再びシャボンティ諸島へ

 2年後には新世界で四皇ビッグ・マムのナワバリに迷い込んでしまい傘下に

恐らくは、単純に新世界に入る前の準備(食事や備品の購入など)に駐留していたものだと思われます。新世界に入った際、どのようなルートを通ったかはわかっていませんが、ベッジは超人系(パラミシア)悪魔の実「シロシロの実」の能力者ですから、船ごと体内にクルーをしまい込み、単身でマリージョアを通過した可能性が考えられます。

ジュエリー・ボニー

想定される目的:

 単なる駐留?マリージョアへの潜入?

その後の行動 :

 マリンフォード頂上戦争の中継をシャボンティ諸島でみていた

 黒ひげに戦いを挑むも敗北し、海軍にとらえられる

 2年後は海軍から抜け出し、マリージョアの世界会議に潜りこむ

ボニーが当初、新世界に突入する予定でシャボンティ諸島にいたかについては判断が難しいところですが、マリンフォード頂上戦争の中継で白ひげとエースの処刑に涙したのちに「"あいつ"」を倒しに「新世界へ!」と新世界に乗り込んでいます。そのため、初登場時は新世界に入る前の事前調査や準備期間としてシャボンティ諸島に滞在していたことが考えられます。

また、黒ひげとの戦いを挟んではいますが、2年後海軍から抜け出し、マリージョアの世界会議に乗り込んでいることから「マリージョアへの潜入」が目的だった可能性もあります。

バジル・ホーキンス

想定される目的:

 新世界への突入

その後の行動 :

 麦わらの一味が天竜人に暴行したときき、黄猿にやられ島を離脱

 マリンフォード頂上戦争は近くの海上で見届けた

 2年後は新世界突入し、海賊同盟を結ぶ

 四皇カイドウに出会ってしまい、傘下に

ホーキンスはシャボンティ諸島編以降、新世界に突入していますから、シャボンティ諸島にいたのも「新世界への突入のため」でしょう。正規・裏どちらのルートを通ったかについては予想しづらいですが、「占いによってルートやタイミングを決定した」に違いないです。

ユースタス・キッド、キラー

想定される目的:

 新世界への突入、奴隷オークション?

その後の行動 :

 麦わらの一味が天竜人に暴行したときは、ルフィ・ローと共闘

 2年後は新世界突入し、海賊同盟を結ぶ

 四皇カイドウに出会ってしまい、投獄されていた

キッドもおそらくは「新世界への突入」のためにシャボンティ諸島を訪れているものだと思われます。また、ついでか目的があってか「奴隷オークション」の会場にも訪れています。恐らくは「寄ったついで」のような気がしますが…。

正規・裏ルートどちらの方法で新世界に突入したかはわかりませんが、キッドの性格からすると正面突破しているような気もします。もしくは冷静なキラーがそれを制し、海底ルートを選択したのか…。能力的にも予想が難しいところではあります。

スクラッチメン・アプー

想定される目的:

 新世界への突入、観光?

その後の行動 :

 麦わらの一味が天竜人に暴行したときき、黄猿にやられ島を離脱

 2年後は新世界突入し、海賊同盟を結ぶ

 四皇カイドウに出会ってしまい、傘下に

アプーもおそらくは「新世界への突入」のためにシャボンティ諸島を訪れているものだと思われます。また、わざわざ大将がたたかっているなか、顔を出すぐらいですから異常なまでの好奇心を持っているものだと思われます。

正規・裏ルートどちらの方法で新世界に突入したかはわかりませんが、好奇心旺盛な性格からいって、裏ルートで海底を通った可能性が高いです

X・ドレーク

想定される目的:

 新世界への突入?

その後の行動 :

 麦わらの一味が天竜人に暴行したときき、黄猿にやられ島を離脱

 2年後は新世界突入し四皇カイドウのナワバリを襲う

 カイドウの傘下に

ドレークもおそらくは「新世界への突入」のためにシャボンティ諸島を訪れているものだと思われます。

正規・裏ルートどちらの方法で新世界に突入したかはわかりませんが、裏ルートで海底を通った可能性が高いでしょう。その後についてはわざとカイドウのナワバリを襲い、その傘下となっています。もしかすると、新世界の突入も、「カイドウの傘下になる」ことが目的だったのかもしれません。

ウルージ

想定される目的:

 新世界への突入

その後の行動 :

 麦わらの一味が天竜人に暴行したときき、黄猿にやられ島を離脱

 マリンフォード頂上戦争はシャボンティ諸島、そして海上で見届けた

 2年後は新世界突入

 空島にて傷を癒すなか、自殺しようとする四皇カイドウに出会った

ウルージもおそらくは「新世界への突入」のためにシャボンティ諸島を訪れているものだと思われます。

正規・裏ルートどちらの方法で新世界に突入したかはわかりませんが、空島にいる様子が描かれているため、「上空を通過する」という第3のルートを見出した可能性があります。

トラガルファー・ロー

想定される目的:

 新世界への突入?奴隷オークション?

その後の行動 :

 麦わらの一味が天竜人に暴行したときは、ルフィ・キッドと共闘

 なぜか長らくグランドライン前半に留まる

 2年後は自ら海軍に持ち掛け、王下七武海に

 パンクハザード編以降、カイドウ討伐のためルフィらと同盟関係に

ローについては、すぐに新世界に突入せず、ほかのルーキーらに比べて長らくグランドライン前半に留まっていました。そのため、シャボンティ諸島にいたのも、単純に新世界の突入のためかどうかはわかりません。もしくは、突入するつもりだったが、状況が変化した可能性もあります。

また、キッドと違いなんらかの目的があって「奴隷オークション」の会場にいたようにもみえます。特に、ローらハートの海賊団は天竜人の騒動の渦中、天竜人の奴隷とされていた「ジャンバール」を仲間にします。

ローは戦闘の流れで誘ったというより、その人物がかつての海賊「ジャンバール」だと知ったうえで仲間に誘っていましたので、ジャンバールが奴隷だと知っていて助け出し仲間とするチャンスをうかがっていたか、戦力補充のため奴隷オークションを訪れていたなかでジャンバールに目をつけたかについてはわかりません。

ワンピース 52巻 第505話

 

作中ではさらっと仲間になっていますが、ここであえてジャンバールが仲間となったことは、「ジャンバールが特殊な能力やルーツをもつ」といった伏線のようにも思えます。

もしくはその強靭な肉体と、奴隷となっていても正気を保つ強い精神力に魅力を持ったのかもしれませんね。実際仲間となったあとも巨体を生かした行動をとっています。

さらには、「キャプテン ジャンバール」と呼び方をしており、仲間になれではなく、仲間になるかどうかと問いかけているからもジャンバールへの敬意を感じられます

正規・裏ルートどちらの方法で新世界に突入したかはわかりませんが、ローの場合は超人系(パラミシア)悪魔の実「オペオペの実」の能力を有し、物の位置を入れ替えることができますので、正規ルートでも突破は容易なのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

単純に偶然集まっていただけとも思われますが、それぞれに思惑や考えが合っての終結だと考えると面白いですよね。

今後の超新星たちの動きにも注目していきたいものです。

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