ワノ国の「おこぼれ町」の町人がいつも笑顔である理由とは?【ワンピース考察】

ワノ国の「おこぼれ町」に住んでいる町民はいつも楽しく笑っています。

そのため別名「えびす町」と言われています。

この町に住んでいる人は貧しくて、いつも花の都からのおこぼれによって過ごしています。

そんな貧しい中でも笑いを絶やさないのがおこぼれ町の人々です。

なぜいつでも笑顔を絶やさないのでしょうか?

目次

おこぼれ町に住む町民とは?

おこぼれ町に住んでいて、麦わらの一味と関わっている町人はいるのでしょうか?

まずはおトコちゃんです。

花魁小紫の禿をしており、お世話係で花の都で働いています。

どんな時でも笑顔で笑っているおトコちゃんですが、そのために問題となることもありました。

実際に、花魁や芸者が一堂に集められオロチ城で宴会をしている時に事件が起こってしまいました。

オロチが二十年前の赤鞘九人男の亡霊に怯えていることに関して笑ってしまったのでした。

そのことでオロチは激怒し、小紫が亡くなってしまいおトコちゃんも追われることになります。

何とも憎めなくて、助けたくなるような女の子です。

また、トの康も登場しましたね。

ゾロと一緒に登場した時、とても気さくでおトコちゃんと同じく笑顔が絶えない人物でした。

さらに褒め上手で、ナミやウソップも後ほど喜んでいましたね。

そんなトの康はおこぼれ町のみんなに大人気であり、かけがえのない存在です。

後ほどにおトコちゃんの実の父親であることがわかり、そしてワノ国の大名であることを知られました。

その事実が将軍オロチに知られてしまい、磔にされて銃で撃たれてしまいましたね。

衝撃的だったのは倒れているトの康を見て、おトコちゃんが笑っていたということです。

いつも笑顔だからと言って、父の死の時まで笑っているのは何かおかしいですよね。

ぷに助
 実の父が殺されて何で笑っているんだろう? 
ぱちぇこ
 そんな冷たい子どもには見えないんだけどなぁ 

おこぼれ町の町民が笑う理由

なぜ辛い時も悲しい時もおこぼれ町のみんなは笑い続けているのでしょうか?

最初は辛くて貧しくても笑って吹き飛ばすためなのかと思いましたが、そうではありませんでした。

人工悪魔の実「SMILE」の影響だったのです。

SMILEとはドフラミンゴが四皇のカイドウと取引をしていた悪魔の実であり、食べたものは本物の悪魔の実同様に能力を得ることができます。

しかし、人工であるためにその確率は10%しかなく、外れると副作用だけが残ります。

その副作用は海で泳げないことはもちろん、「怒り」や「悲しみ」などの感情を失い、笑顔だけになってしまったのです。

そのためにトの康やおトコちゃんがどんな時も笑顔であったんですね。

おこぼれ町に関しては、貧しさと病気でいつも悲しみに溢れており、それを疎ましく思うオロチがおこぼれの食物と一緒にSMILEを食べさせたのです。

よって、おこぼれ町に住む町人はみんな笑顔の仮面を被らされていました。

現時点では治す方法は見つかっていませんが、チョッパーが治してくれる展開もあり得ますね。

ぷに助
 そんな酷い真実が隠されていたんだね… 
ぱちぇこ
 絶対に許せないよな!! 

まとめ

以上、ワノ国の「おこぼれ町」の町人がいつも笑顔である理由について考察しました。

能力者を生み出すために出来たSMILEが何の関係もない人々を犠牲にしていましたね。

この怒りを麦わらの一味同盟がオロチやカイドウ達にぶつけて、おこぼれ町のみんなの本当の笑顔を見たいです。

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